最近の出来事


2023/11/18

総合型選抜入学試験で合格し,来年4月に入学予定の高校生を対象としたプレエントランスセミナーが開催されました.総合型選抜とは,新しい情報科学技術を創造したい人,または数学やプログラミンの知識・技能に自信のある人を受入れるための試験制度です.定員5名に対して,志願倍率4.8倍の下,6名が合格しました.今年度は,学科長・専攻長として大学運営に従事していることから,この合格者6名に対して,自身が所属しているシステム工学科の紹介を行いました.このあと,学生さんが希望する学科の講座に配属され,入学前体験が行われます.
本日は,初雪が降りました.大学の裏山には薄らと雪が積もりました.


校門付近

裏山は薄ら積雪

長崎平和の鐘

イチョウの落葉

2023/10/28

秋晴れの青空の下,大学祭が行われました.渡り廊下には,芸術学部の学生さんの作品でしょうか,アート作品が展示されていました.情報科学部所属の者からすると,芸術学部を有する本学ならではの光景でした.


回廊のアート作品

回廊のアート作品

学祭の様子

この日は快晴

2023/9/23

今から9年前のことであるが,2014年12月に徳島県庁の依頼で,救急車の快適性の向上対策に取り組んだことがある.当時,4台の救急車の加速度を記録し,振動で乗り心地が悪化する舗装路面の凹凸箇所を特定した.その情報を基に路面が修繕され,救急隊員から乗り心地が改善したと報告を受けた.自身の研究が,社会に役立った事例であった.その後,修繕された路面が劣化していないか気になっていたので,思い切って徳島に行ってみた.9年経過したが,以前と同様に平坦性は維持されていたので,安堵した. さて,更に時間を遡って,2012年8月には,四国地方整備局の依頼で,愛媛県久万高原町にある国道33号三坂峠バイパスの整備効果を,自動車の加速度の人への影響の観点から,定量評価したこともある.元々,曲がりくねった峠道しかなかったが,バイパスの開通で直線的に走れるようになった.曲がりくねった道路では,遠心力による横揺れもさることながら,カーブ手前で減速するために,救急搬送では患者の血圧が大きく変動することを当時説明した.昨年,峠道は走ってみたので,今回は徳島から高知経由で移動して,三坂バイパスを走行してみた.この道路の整備効果は絶大であった.前後・左右加速度をほとんど感じることはなかった. 話は変わるが,9年前の徳島訪問の際に,県庁の方に連れて行ってもらった食堂(ひわさ屋)にも寄り,阿波尾鶏の唐揚げ定食を堪能した.また,高知ではベニトンボという南方系のトンボに出会った.全身が天然色とは思えない赤紫色をしており,自然は不思議だと感じた.


修繕箇所の現状

三坂峠バイパス

阿波尾鶏の定食

ベニトンボ

2023/7/29

夏本番になりました.セミが盛んに鳴いています.構内の写真をいくつかピックアップ.


情報科学部棟

図書館へのコリドール

コリドール

情報科学部棟の中庭

下4枚は,6月に撮影した写真です.今年も構内でアカシジミ,ウラナミアカシジミが確認できました.初めて,ショウジョウトンボも見ました(写真は,北広島産).ワスレグサ(ヘメロカリス)は,毎年6月~7月に「長崎平和の鐘」の付近できれいに咲きます.


アカシジミ

ウラナミアカシジミ

ショウジョウトンボ

ワスレグサ

2023/6/17

東京ビッグサイトで開催された東京国際消防防災展2023に参加し,救急および防災技術に関して情報収集をした.救急関連の展示は少なく,多くが消防関連であった.今回,ストレッチャーメーカーのファーノが,電動昇降式のストレッチャーを初展示していた.説明担当の方に利点と欠点などを伺いながら,車内への収納デモをしてもらった.同様な電動ストレッチャーは,ストライカーでも展示していた.電動式の場合,車体振動を吸収する防振機能はない.海外では,防振の概念が薄いようだ.もしかしたら,車体サスペンションで振動を吸収する仕組みになっているのかもしれない.あるいは,そもそも振動を傷病者への負担と捉えていないのかもしれない.一度,海外の救急車の振動を測定してみたいものだ.この展示会は,かなり大規模.大型消防車が何台も並んで屋内展示されていた.今回は小間ブースの展示を中心に,各企業が販売している製品の見学と情報収集に時間を割いたが,その合間に消防車や屋外展示を見て,息抜きをした.広島からの日帰りでの参加であったことから,濃密な1日でした.


ホール入口

ファーノの製品

救急車の展示

消防車の展示